善玉菌の代表であるビフィズス菌は、もともと体のなかに存在しているものですが、年齢を重ねるとともに減少します。また、細胞の老化だけでなく、運動不足によっても減少するため、適度な運動をするのも大切です。運動不足は、筋力だけでなく腸のぜん動運動も低下させ、便をスムーズに押し出すことができなくなるため、便秘につながります。食物繊維や十分な水分を摂取することとともに、適度な運動をすることを心掛けることも大切です。

ビフィズス菌は、腸内で糖を分解するさいに乳酸や酢酸などの有機酸を産生しますが、この酢酸には、強い殺菌作用があるため、タンパク質や脂質などが分解される際に生成される有毒物質や抗生物質、ストレスや運動不足、偏った食生活などを原因として増殖した悪玉菌の増殖を抑えて、腸内環境を整えてくれます。

しかし、ビフィズス菌には、長時間腸内に留まることができず、体外へ排出されてしまうという性質があるため、一度に大量に摂取するのではなく、少しずつでいいので毎日継続的に摂取することが大切です。また、腸内にビフィズス菌があっても、その栄養分となる糖がなければ増殖することができないため、オリゴ糖などを一緒に摂取することを忘れないようにしましょう。